デンハーグピアノ五重奏団

名器シュバルトリンクで聴く19世紀ロマン派の息吹

2019年8月2日(金)19:00

2011 年の第 16 回ファン・ワセナール国際古楽アンサンブルコンクール
(オランダ)で優勝し、世界の古楽音楽祭からも数多く招聘されるオリジナ
ル楽器による五重奏団です。結成10周年、スペシャルプログラムとして、
シューベルトの名曲「ます」の他、ヴィオラ奏者2人を含むメンデルスゾー
ンのピアノ六重奏曲をお届けします。
当時の作曲家たちが使っていたピアノの前身であるフォルテピアノ、そして
18 世紀のウィーンで使用されていたコントラバスをはじめ、現代の楽器
とは異なる、温もりのある音色をお楽しみください。
今回のプログラムは何れも作曲家が若い頃に書かれたもので構成され、
シューベルトは 22 歳、ベートーヴェンは 27 歳、メンデルスゾーンは何と
14 歳の時の作品です。早熟の天才 たちによる室内楽の傑作を当時の
楽器にてどうぞご堪能ください。

2019年8月2日(金)
19:00 開演 (18:00 開場)
前売 3,000円 当日 3,500円 (自由席)

演奏会の前にお食事(コース)をご用意しております。
開演前のひととき、旬の味覚をお楽しみください。
17:30~ 4,000円 ※ご予約は前日まで承っております。

ご予約・お問い合わせ
栃木県宇都宮市東塙田2-8-8
tel: 028-622-5488

【出演者プロフィール】
■小川加恵(フォルテピアノ)
東京藝術大学古楽科修士課程フォルテピアノ専攻修了。オランダ、デン・ハーグ王立音楽院修士課程フォルテピアノ科修了。国内外でソリスト、アンサンブル奏者として活躍。ユトレヒト古楽音楽祭(オランダ)、バルセロナ古楽音楽祭(スペイン)、サント古楽音楽祭(フランス)、アントワープ古楽音楽祭(ベルギー)など、ヨーロッパの主要な古楽音楽祭に招聘されている。第16回ファン•ワセナール国際古楽アンサンブルコンクール(オランダ)第1位受賞。日本国内におけるオリジナル楽器による室内楽の普及に積極的に努め、これまでに日本各地の主要コンサートホールによる主催公演に多数出演。第8回浜松国際ピアノコンクールにおいては関連事業として、レクチャー及び室内楽公演を行った。また、国立音楽大学音楽研究所「楽譜を読むチカラ」プロジェクトにて講師を務めたほか、第31回山梨国際古楽コンクールにて審査員を務めた。その他、テレビ朝日「題名のない音楽会」やNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」にてデンハーグピアノ五重奏団演奏会〜古楽器で聴く19世紀の響き〜が放送されるなど、メディアへの出演も多数。

■高橋未希(ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽科、グレン・グールド音楽院、ベルリン芸術大学古楽科卒業。第3回国際テレマンコンクール優勝。同時にオリジナルの装飾における特別賞を受賞。ブルージュ国際古楽コンクール優勝及び聴衆賞を受賞。現在はバーミンガムを拠点に、ファインシュタイン・アンサンブルのソロメンバーとして頻繁にセント・マーティン・イン・ザ・フィールド教会での演奏会に出演している他、イングリッシュ・コンサート、ガブリエリ・コンソート、ラ・ヌオヴァ・ムジカ、オーケストラ・オブ・ザ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント、アカデミー・オブ・エインシャント・ミュージックなどを含む各種古楽アンサンブルでの演奏活動を行なっている。また、セント・ポール音楽院(アメリカ)、デブレツェン音楽院(ハンガリー)、バーミンガム音楽院(イギリス)、台北芸術大学と台南芸術大学などへ講師として招かれたほか、現在はバーミンガム大学音楽科の不定期非常勤講師として教鞭をとっている。

■アダム・レーマー(ヴィオラ)
ハンガリーに生まれる。5歳から音楽教育を受けはじめ、コダーイ音楽高校を首席で卒業した後、リスト音楽院にてヴァイオリンをペーター・コムロシュ氏に学ぶ。1996年からトロントのロイヤル・コンセルバトーリへ移籍し、ローランド・フェニヴェシュ氏のもとディプロマを取得後、スティーブン・ダン氏にヴィオラを学び、アーティスト・ディプロマを取得。この時期からヴィオラを専門とし、ベルリン芸術大学にて国家演奏員資格を取得。同大学で、現在バロックヴィオラをイルムガルト・フンゲボルト氏に師事しているモダン・ヴィオラ奏者としては、過去ゲヴァントハウス交響楽団の首席ヴィオラ奏者として活躍した他、バイエルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニーをはじめとする数多くのオーケストラで演奏、現在はバーミンガム市交響楽団の首席ヴィオラ奏者として活動している。ヨーロッパでのソロ活動の他に、2005年には、ウォルトンのヴィオラ協奏曲で台湾ツアーを行い、好評を博した。室内楽の分野でも、2006年に弦楽トリオを結成し、活動を開始している。古楽の分野にはカナダ在学中から興味を持っており、トロントでは、ターフェル・ムジークのコンサートマスターであるジーン・ラモン氏の指導を受け、ベルリンではいくつかの古楽アンサンブルと共演、コンチェルト・ブランデンブルクではゲストとして首席奏者をつとめた。これまでに、ジーン・ラモン、サー・ロジャー・ノーリントン、フィリップ・ヘレヴェーゲの指揮のもと演奏経験がある他、バロック・ヴァイオリニスト、高橋未希とのデュオ・コンサートなどを行っている。

■朝吹園子(ヴィオラ) 
東京藝術大学(ヴィオラ科)を卒業後、東京藝術大学院修士課程修了。学内にて芸大フィルハーモニーと協奏曲を共演、同声会賞受賞。明治安田生命より奨学金を、文化庁在外派遣研修員として、ドイツ・フライブルク音楽大学(ヴィオラ科)、スイス・バーゼル・スコラ・カントゥルム(古楽科バロックヴァイオリン)で学び、両大学共最優秀の成績で卒業。バロックヴァイオリニスト、バロックヴィオリスト、モダンヴィオリストとしてヨーロッパ各地で演奏会、フェスティバルに招待され数多く参加している。スイス国内主要オリジナル楽器オーケストラ「La Cetra Brockorchester」、「Capriccio Barockorchester」にたびたびメンバーとして参加し、様々なCD録音にも携わる。バロックアンサンブル「Il Profondo」、「L’allegra fonte」のメンバー。モダン楽器のヴィオリストとして小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、ヴィオラスペース、JTが育てるアンサンブルシリーズなどに出演。2004年第9回コンセール・マロニエ弦楽器部門第1位、2006年第18回宝塚ベガコンクール第1位を受賞。現在スイス・バーゼル在住。

■山本徹(チェロ)
東京藝術大学器楽科、同大学院古楽専攻、及びチューリヒ芸術大学修了。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ等主要な国内のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに参加する。オーケストラ・ラルテ・デル・モンド(レバークーセン)、リ・アンジェリ・ジュネーヴ、オーケストラ・ラ・シンティラ(チューリヒ)、ストラディヴァリア(ナント)など海外のアンサンブルにも多数参加し、これまでにザルツブルク音楽祭やユトレヒト音楽祭、ライプツィヒ音楽祭、ヨーク古楽祭などヨーロッパ各地の音楽祭にも度々出演している。またチャイコフスキーやショスタコーヴィチの協奏曲をオーケストラと共演し、山形交響楽団をはじめ多くのオーケストラに客演首席奏者として参加するなど、モダン・バロックを問わず積極的に活動を展開している。
2006年第20回国際古楽コンクール<山梨>第2位。2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位。2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、及びデンハーグピアノ五重奏団のメンバーとしてオランダ・ファンヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。日本演奏連盟会員。

■角谷朋紀(コントラバス)
東京藝術大学器楽科、デン・ハーグ王立音楽院修了。特にウィーン式のコントラバスについて調査・研究を重ね、イギリスの音楽雑誌 “The Viol”(2010年No 18号) にその記事が掲載される。コンラッド・ファン・アルフェン、ジョン・エリオット・ガーディナー、シギスヴァルト・クイケンなどの指揮者のもと“シンフォニア・ロッテルダム”、“イングリッシュ・バロック・ソロイスツ”、“ラ・プティット・バンド”など数多くのオーケストラ、アンサンブルにて演奏している。2011年、デンハーグピアノ五重奏団のメンバーとして第16回オランダ•ファン・ワセナール国際アンサンブルコンクール第1位、同時に最優秀演奏者賞を受賞。