ソロ、ジャストリオ、ボサノヴァユニットとの共演などの演奏活動の他、映画音楽やTV-CM の作曲・演奏など多方面で活躍するエレガントなピアニスト、木住野佳子にベースの西嶋徹、ドラムの加納樹麻を交えたピアノトリオによるライブを開催しました。クリスマスナンバーからジャズのスタンダード、そしてオリジナル曲を情感を込めて、一方でスイング感溢れる演奏に、会場は大いに盛り上がりました。
Scherzi musicali 音楽の諧謔
初期バロック期のソロ声楽曲及びマドリガーレの研究に力を注ぐソプラノ歌手、鈴木美登里のソロCD リリース記念コンサートを開催しました。モンテヴェルディの生誕450 年に当たり、同作曲家そして
フレスコバルディ、カステッロらの作品を若松夏美(ヴァイオリン)、鈴木秀美(チェロ)、上尾直毅(チェンバロ&オルガン)と共に奏でていただきました。蔵の空間に清澄な歌声、そして精緻なアンサンブルが豊かに、見事に響き渡りました。
デンハーグピアノ五重奏団
2011年の第16回ファン・ワセナール国際古楽アンサンブルコンクール(オランダ)で優勝の、世界の古楽音楽祭からも数多く招聘されるオリジナル楽器によるアンサンブル、デンハーグピアノ五重奏曲(フォルテピアノ:小川加恵、ヴァイオリン:廣海史帆、ヴィオラ:朝吹園子、チェロ:山本徹、コントラバス:角谷朋紀)による演奏会を開催しました。シューベルトの「ます」をはじめ、ウィーンで活躍した作曲家の楽曲を、当時の作曲家が使っていたピアノの前身であるフォルテピアノ、コントラバスをはじめ、現代の楽器とは異なる、温もりのある音色で、そして絶妙なアンサンブルで奏でていただきました。
MAMBO INN
かつて、マンボキング「ティト・ブエンテ楽団」に在籍し、アフロキューバンの真髄を知るアメリカ人のスティーブ・サックスが結成した日米のトップミュージシャンによる最強のラテンジャズユニットによるライブを開催しました。ジョナサン・カッツ(ピアノ)、伊藤寛康(ベース)、佐藤英樹(コンガス)、鈴木義鏤(ティンバレス) の強力なリズムセクションにスティーブ・サックスがフルートとサックスで加わり、血沸き肉躍る、熱い音楽を繰り広げ、大いに盛り上がる一夜となりました。